by 渡辺天和斎 Information
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2010年 09月 07日
いろいろと思うところがあって、2010年8月から、Twitterの使い方を大きく変えました。
どのように変えたかというと、読書と家庭菜園の記録に特化して、思考や感情をなるべく持ち込まないようにしたんですね。 その理由を一言で言うと、 Twitterは思ったこと・考えたことを書くには気軽すぎる。ブログは毎日何かを記録するにはちょっと面倒。 なら、両者の役割を入れ替えたらちょうどいいんじゃないか? と思ったからです。 ■Twitterとのつきあい方を見直したきっかけ■ そう考えだした最初のきっかけは、公式RTの実装でした。 TLに自分がフォローしてない人のPostが流れ、【速報】や【拡散希望】と称して同じ内容が何度も流れる。 地震速報とか人探しとか、真偽をちゃんと見極め、ソースを明示した上で流すべき情報が、人一人では止められない早さで安易に拡散していく。それがデマで、あとから騒ぎになったことが何度もありましたね。 まず、この情報拡散に対するコントロールの利かなさに危険を感じました。 Togetterで発言者の同意なしに恣意的なまとめが一人歩きするのも、情報拡散に対するコントロールの利かなさという点では似ているといえるでしょう。 そういう状況を見ているうちに、Twitterとのつきあい方を根本的に考え直した方がいいかもしれないな……と漠然と思うようになってきたのです。 ■使っているうちに感じたTwitterの怖さ■ Twitterは、リアルタイムさが大きな魅力です。リアルタイムに情報を得られたり、いろんな人とつながれたり。 ただその魅力は、のめり込みやすく自制心に乏しい私にとっては、諸刃の剣以上に危険で、意識的に距離をとる必要があると感じられました。 たとえば、いろんな人と会話できるのが楽しくて、ついうっかり長時間TLにはりついてしまったり。 TLに刺激されて、議論や考察をしているつもりでネガティブな感情を垂れ流してしまっていたり。 私のような激しやすい人間がつぶやき続けていれば、いずれTwitterをリアルタイム喧嘩売りツールにしてしまいかねない。 そんな危険性を、Togetterでまとめられたトラブル事例を見るたびに思わずにいられなくなってきたのです。 もうひとつ怖いと思ったのは、発信の手軽さゆえに、自分の生活が逐一だだ漏れになってしまうこと。 自分のことを自分で中継するかどうかはコントロール可能ですが、他人が他人のことを中継することはコントロールできません。 いろんなところで「こんな感じの悪い人を見かけた」という内容のPostを見るにつけ、 Twitterユーザーが何千万人といるということは、恣意的な監視カメラがそこらじゅうにある状況と変わらないのではないか? という疑問を抱くようになりました。もしかしたら、積極的に見ようとしなくてもTLに流れてくることを考えれば、監視カメラ以上に怖いかもしれません。 関連:「子供がうるさいので電車降りてくれませんか」 琥珀色の戯言 そうでなくても、あんまり頻繁に「いまどうしてる?」に答えてると、そこから属性や生活パターンなどが読みとられる可能性はどんどん高くなっていって、防犯上よくないかもしれないな、とも考えました。 関連:「つぶやき」「GPS」にご注意! ダダモレ時代の空き巣対策:R25 私は程度を加減することが非常に苦手なので、自重するよりはきっぱりやめた方がまだ楽。 よって、私のPostから、「思った・考えたこと」「いまどうしてる?」を極力排除することにしました。 ■情報収集・記録メディアと割り切ってTwitterを使う■ そうすると、Twitter使う意味もほとんどなくなるのですが、その一方で、情報収集・記録メディアとしての可能性を見いだしていました。 情報収集ツールとしてのTwitterの便利さは、すでにあちこちで言われていますね。 自分に近い趣味嗜好や問題意識を持つ人、地元や同じ業界の人など自分が欲しい情報を得られそうな人、興味のある企業やイベントの公式アカウントをフォローしておけば、ピンとくる情報がリアルタイムに流れてきます。その便利さは、改めて説明するまでもないでしょう。 私がより注目したのは、簡単便利な記録メディアとしての使い道です。 記録することが1ジャンルだけ(たとえば体重と食べたものを記録してレコーディングダイエットに利用したり)なら、単純にPostしていくだけで十分役に立ちます。 外部サイトと連携すれば、記録することが複数のジャンルにわたっても、自動的に整理して使いやすい形に整えることもできます。 それを可能にしたのが、読んだ4!とつづけたーです。 読んだ4!は、@yonda4宛に書名をPostすることで、読書記録をまとめてくれるサイト。140字の範囲内なら、感想やコメントをつけることも可能です。 こんな感じ つづけたーは、@tsuduketer宛に続けていることと内容をPostする(例:@tsuduketer スクワット 50回)ことで、内容別にカレンダーや表の形式にまとめたり、グラフで継続状況を教えたりしてくれるサイトです。 こんな感じ どちらも、ブログよりもずっと手軽でコンパクトかつ便利に、日々続けていることを記録できます。 かつてブログでやろうとして続かなかった読書や家庭菜園の記録が、Twitterとこれらのサイトを連携させることで、Twitter(というよりそのケータイ用クライアントのモバツイ)に一本化できるようになりました。そのことに、私は記録メディアとしてのTwitterの可能性を見いだしました。 これらの経緯があって、私はTwitterを情報収集と記録の窓口に特化して使うことにしたのでした。 ■まとめ■ ・のめり込みやすかったり、感情の起伏が激しい人には、Twitterという発信手段は気軽すぎて危ないかも ・Twitter疲れに気づいたら、ただ自重するよりも内容か時間に明確な基準を設けて利用を制限する方が楽 ・日常生活の中継は慎重に ・気軽につながれるコミュニケーションを目的とせず、機能に特化したある意味「冷たい」使い方もアリだと思う なお、本記事はあくまで私が自分のアカウントをこうしようと思ったという話であり、違う使い方をしているユーザーの姿勢に対してどうこう言うものではないということを、改めて申し添えておきます。
by tenhosai-north
| 2010-09-07 08:45
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