by 渡辺天和斎 Information
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2012年 02月 22日
2012/02/18 13:49
「酸っぱいブドウなんか、ワインにしてまえ!」 という電波を受信した。 「酸っぱいブドウ」とは、欲しいものが手に入らないことへの負け惜しみを表したことわざ(?)で、確か童話が元になってたと思う。 一方の、本物の酸っぱいブドウとワイン。 ワイン原料としてのブドウの味についてはよく知らないけど、日本酒原料に適した米は、ご飯として食べてもあまりおいしくないと聞いたことがある。ご飯のおいしさを作る成分が、酒の原料としては雑味のもとになってしまうんだとか。 だから酸っぱいブドウも、もしかしたらおいしいワインになるかもしれないし、ワインとしてイマイチでも蒸留してブランデーにしたりもっと発酵させてワインビネガーにしたらいい隠し味になるかもしれない。 本物の酸っぱいブドウは、そうやって何かしらの使い道がありそうだけど。 負け惜しみとか僻み根性の現れである「酸っぱいブドウ」には、どんな使い道があるんだろう? この場合のワインに相当するものは何だろう? ぱっと思いついたのが、そういう負の感情を毒々しい笑いや黒い炎に変えたような、執念を感じる文章。内容にはちっとも同意できないのに、なんかすごいエネルギーを感じて、「おお〜っ」とおののいてしまうほどのすさまじい文章芸。 でもそれができるのってほんの一握りの人だけで、普通は負の感情を動機として書かれたものは、どんなに丁寧な言葉遣いで書かれていても、読む人にいやな後味を残してしまう。 両者を分けるものは何だろう? 言い換えると、自虐と自虐芸を、みんなどうやって見分けているのか? 私は両者を見分けることがうまくできなくて、自虐っぽい表現にはちょっと引き気味なところがあった。 今は、それが自分自身の僻み根性の投影だとわかるようになってきたから、だいぶ大丈夫になってきたけどね。 これもまた、「酸っぱいブドウ」なんだと思う。私自身誘い受けな言動をすごく我慢してるから(たまに我慢しきれなくてやらかすけど)、他の人がそれをやって反応までもらってるのにムキーッってなっちゃう。 そういうことなんだと気づくまでは、本当にしんどかった。 で、さっきの問いに戻るんだけど。 自虐と自虐芸を分けるものって、結局何なんだろう? 2012/02/18 14:08 (追記) 自虐と自虐芸の違い。前に考えたときは、「サービス精神の有無」とか「その欠点を自分で認められてるか」みたいな仮説に達した覚えがあります。 ……などと考えていたとき、タイムリーに流れてきた。こ れ だ 自分の弱点を笑いにできる奴は魅力的だっていうけども、笑いっつーかただの卑屈にしか聞こえない人もいて、それって本当なんだろうかって思ってた。でも最近、本当に魅力的な人は、弱点を笑い飛ばすと同時にどこかその弱点に誇りを持っているらしいってことが分かってきた。たぶんその違いが決定的。出典:@shh7:Twitter
by tenhosai-north
| 2012-02-22 07:52
| 20分即興文
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