by 渡辺天和斎 Information
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2012年 03月 08日
(20分筆記ここから)
今、出先の喫茶店でこれを書いてる。「外で集中できる場所は」ってずっと探してて、今のところ図書館の次にいい場所と思ってる店。 私が「外で集中できる場所」に求める条件は ・イスとテーブルがある ・あまり人が多くないか、多くても話し声が聞こえない ・気兼ねなく長居できる あたりか。 2番目の条件は特に重要で、私は人の声がストレスになるたちなので、客の多い店ではなかなか落ち着けないのだ。耳だか脳だかが、周囲の会話を全部拾ってしまって、一人の時はまだしも、人と一緒にいるときにもこれがコントロールできずに目の前の人の話に集中できなくなってやばい。 ただ、一人でいる分には周囲の話し声に対する対策はある程度とれる。 携帯音楽プレイヤーとヘッドホン(ノイズキャンセリング機能付きだとなおよし)があれば、音楽で耳をふさぐことができるからね。最近やっとiPodを使いはじめて、その恩恵を今もかみしめてるところ。 気兼ねなく長居できるかって条件は、私にはあまり意味がないかもしれない。図書館や時間制の店以外では、食事をしても一人では1時間程度しかいられないから。 それで、土屋賢二著「われ笑う、ゆえにわれあり」って本を読んでたんだけど、1994年初版のこの本の、ちょうどワープロに関するエッセイが時代を感じておもしろかったのでそれについて書いてみる。 ワープロは操作を覚えるのが面倒、持ち運べないのが不便みたいなことを延々と書いてたんだけど、当時土屋氏が述べた不満は、今ポメラで大部分解消されてるよなあって。単体では(たとえプリンタと直結できたとしても)印刷できないってことだけが不便な点で、そこを捨ててもワープロを持ち運べる利点って莫大だと思う。 あと、入力デバイスが究極に進化したらつまようじでキーを押すようなワープロができるんじゃないか、キー数が減って減って1キーになるんじゃないかとかも書いてあった。これは、現在フルキーボードタイプのスマートホンと普通の携帯電話の形で実現されてるよね。さすがに1キーとは行かなかったけど。 記憶媒体の大きさにも言及されてて、爪の先ほどの記憶媒体が発明されて、一生に書く文章が全部そこに入るんじゃないかって話は、まんまマイクロSDカードだしね。今最大容量でいくらあるのか知らないけど、文書どころか写真が数千枚は入るはず。 にもかかわらず、携帯電話そのものの可能性については、言及されてないんだよね。そのころには想像もつかなかった? いや、さすがにそんなことはないか。どうだろ。私が携帯電話を持ったのは2000年以降の話で、それだって周囲からはずいぶん遅れてた。どうなんだろ? 1994年の携帯電話事情がどうだったか、よく覚えてない。少なくとも技術として皆無だったはずはないので、もう当然持ってるものだから言及されなかったのかな? これは帰ってから調べてみようか。 1994年ってもう17年も前なのか。 (20分筆記ここまで) せっかくなので、本文から現在実現されてそうな技術についての記述を引用してみたよ。 先日の新聞によれば、切手大の媒体に新聞四百万ページ分の情報を蓄える技術が開発されたらしい。 ワープロについて問題らしい問題と言えば、手帳みたいに胸ポケットに入らないことぐらいだろう。 それに、ワープロがどんどん小型化してプリンタとディスプレイ込みで胸ポケットに入るうになるのも時間の問題であろう。そうなれば虫眼鏡で見ながら付属の妻楊枝でキーを押すだけで簡単に入力できるようになるのだ。 現在ワープロは多機能化しており、通信機能や、作画機能、漬け物石機能などを備えている。 ワープロでいくらきれいな文書が作れるといっても、人間は飽き易い。字体や書式などがあまりにも画一的で整いすぎていることに不満が出るようになっても不思議ではない。そうなれば昔のように不揃いの汚い文字で文書を作れるようにワープロが改良されるかもしれず、しまいには紙と鉛筆だけで乱雑な文書が作成できるようになるかもしれない。いずれにしてもワープロの未来は明るい。 さらについでに、帰ってから本文中で言及されてた技術について調べてみたよ。 コンパクトフラッシュ:Wikipedia 当時の新聞に載ってたという「切手大の媒体に新聞四百万ページ分」の技術は、たぶんこれ。 また、日本での携帯電話の広がり方や技術については、こちらに詳しいです。 日本における携帯電話:Wikipedia 1994年の時点で携帯電話の技術が皆無ではないはずとは書いたけど、当時の普及台数を見ると土屋氏自身も周囲も携帯電話を持ってなかった可能性は大きそう。だとすれば、携帯電話が文章を書く道具として使われる可能性を考えつかなかったのも納得できますね。 「昔のように不揃いの汚い文字で文書を作れるようにワープロが改良」は、フリーでもいっぱい出回ってる手書きフォントで十分実現できてると思ったのですが、さらに上をいく技術が、もう数年前に開発されてたんですね。 マイフォント:テクノアドバンス 自分の手書き文字から俺フォントを作るサービス。サンプル用にひらがな・カタカナ・漢字72文字を書けば、合計数千字に及ぶほかの漢字も自動で生成してくれるそうで。 これはパッケージ化されたサービスですが、似たような物はフリーソフトレベルでもあるようです。すごいなあ。
by tenhosai-north
| 2012-03-08 07:33
| 20分即興文
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