by 渡辺天和斎 Information
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2012年 03月 29日
……というものに、実は大変なコンプレックスを感じております。以前「ポジティブな感情を『盛る』表現」でもちらっとふれましたね。
やー、だって。独立して存在するブログならともかくですよ、うちみたいな二次創作サイトのサブコンテンツとしてのブログに求められる最大のニーズってそれですやんか。萌え萌えキュンキュン、熱いぜぶわーっ! なパトスを、いかにテンション高く書けるかが勝負みたいなところがあって、実際それができる人って人気があるわけで。 しかるに、私にはそれがど〜にも苦手なんです。そういう感情がないわけじゃないし、好きなものについて熱く語れないのかというと、そうでもない。 なんつーかね、猛烈に恥ずかしいんですよ。自分がそれをやるのが。 他の人がやってるのを読む分には、大いに楽しんでますし、エンターテナーだなーと感心するんですけど。 その恥ずかしさを何かにたとえると…… ・修学旅行の夜、みんなが恋バナで盛り上がってる中、自分も好きな人がいるのに気後れして参加できない。あの盛り上がりの中に自分もいたいけど、私みたいなイケてない子がいたら盛り下がるだけだろーしなー……って感じ。 ・自分の容姿に自信がもてなくて、おしゃれ関係放棄してほかのこと(勉強やスポーツなど)を第一に生きてた真面目女子が、合コンに引っ張り出されるに当たって女友達に無理矢理女子力高そうな服を着せられたときのいたたまれなさ。 とまぁこんな感じで。 ……ということは、萌え語りができるかどうかの資質には、女子力が関係あるのかな……? ブログの説明にも書いてあるとおり、私自身、この女子力ってやつには一ひねりも二ひねりも屈託のある人間でして。 これは、小学生の頃から男の子向けコンテンツばっかり摂取してきて、中学生以降はファミコンが出始めの頃からがっつりしたゲームオタクになり、高校・大学と紅一点的な環境になじみすぎたって育ちが影響してると思います。 それでいて、そうはいっても女であることからは逃れられないわけで、女子力低いコンプレックスがときどき思わぬ方向に悪さをすることもあるわけです。萌え語りが苦手なのもその一つかな。 ただ、そう考えると、萌え語りの達者な男性についてはどうなんよ? って矛盾も出てきますね。これは当事者に聞いてみないとわからないな。 あと、年齢のせいかな……? とも思ったんですが、高校時代に出した同人誌のフリートークコーナーでも似たような文体だったんで、そうではないようです。 好きな気持ちがありあまってるのに、萌え語りが苦手な同士、いませんか〜?
by tenhosai-north
| 2012-03-29 07:17
| 創作メモ
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