by 渡辺天和斎 Information
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2012年 08月 27日
今回の目的は、かえでさんの台詞の再確認。 特に、部屋で聞けるあやめさんの思い出話のおさらいだったのですがーー全部聞いたのは今回が初めてだったことに気づきました。 しかしこの準連鎖イベント、かえでさんにとっちゃ酷ですよね。直属の部下が、部屋に来るたびに自分ではなく姉の思い出話をねだるって。 あやめさんがかえでさんに大神のことをどの程度伝えてたかは不明ですけど、こんだけあやめさんの話ばっかりねだられたら、(彼は私じゃなくて姉さんが好きなのね)ってなりますやんか。恋愛感情がなくても若干複雑な思いはするし、ましてやかえでさんが大神を異性として意識してたら。 新刊ではこのあたりの機微を書いていこうかなぁ……と思っております。 あやめ編が、サイトからの再録となる「輻射熱」とその続編。かえで編が、かえでが副司令に着任するまでの間を埋める導入部と、上記の連鎖イベントを題材にした話。合計4本立ての構成にする予定……けっこうページ数増えそうだな。大丈夫かな。 そのほかにも、取材のつもりで改めてプレイすると、メインイベントの中にすら見落としがあったんだなー、と気づかされました。 うちの作品との関連で言えば、アイリスが幽閉されていた過去を、大神がいつ知ったか。実は、第2話でアイリス自身が話してたんですね。 え〜……「はじめてウソをついた日。」の該当部分、修正しとこ。 ちなみにこのイベントの大神さんの台詞、安易な共感じゃない本物の優しさがあって、彼に惚れ直しました。カウンセリングとか傾聴の教材にしたいレベル。 そんな感じで、プレイしてまたまた新たな発見があったのが、ちょっとした感動でした。 同じゲームでも、時を置いて何度もプレイすることで新たに見えてくるものってあるんですね〜。 数年前にPS2版の3をプレイしてプレイヤーである自分の立ち位置が花組→グラン・マに変わっててびっくりしたように、同じ本でも子供の時に読むのと大人になってから読むのとでは見えてくるものが変わるように。 そんなふうに、1本のゲームソフトと一緒に年をとるのも乙なものだな、と思った取材プレイでした。 今日の絵は、暑中見舞いの某大かえでさんの習作としてノートに描いたもの。真夏に詰め襟で暑がってるだけですよ(*´∀`*) いやホントに。
by tenhosai-north
| 2012-08-27 06:59
| 絵あり(サクラ)
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