by 渡辺天和斎 Information
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2013年 01月 19日
主に奏組のために買ってる花とゆめ本誌ですが、ほかにもおもしろい連載作品はたくさんあります。
その中で私が一番注目しているのが、モリエサトシ作「星空のカラス」です。 「星空のカラス」は髪を切るのを忘れるほど囲碁に夢中な13歳の女の子・烏丸和歌(通称わか)が天才若手プロ鷺坂と出会い、彼に追いつくためにプロを目指してアマチュア大会を勝ち抜いていくという−−文化系のスポ根もの。 わかは、その年代のアマチュアとしては強い方なのですが、プロを目指すには実力不足でメンタルも弱い(なんせまだ13歳で本気の競技を始めたばかりだしね)。そんな子が、碁盤の前でぎりぎり歯を食いしばりながら、盤の向こうの対戦相手に立ち向かっていく。 何のために? 憧れの鷺坂のいる場所に追いつくため。 も〜、これがぐっとくるのなんの。連載前の読み切りの時点で、昔を思い出してガチ泣きしてしまいました。 憧れの先輩に追いつきたくて一生懸命練習をがんばっても、先輩はそれより早く高みへ高みへ遠ざかって。教えを請うても先輩の言うことが高度すぎて理解できないし、先輩から見れば「そんなことも理解できないのか」と話にならず。正面からぶつかっていっても、容赦ない正論と圧倒的な技量の差で完膚なきまでに打ちのめされ。 これら全部、作中にも描かれたエピソードなんですが、自分と先輩の関係と、わかと鷺坂の関係が、ホントこのまんまだったなあ……と。ぶっきらぼうだけど実は面倒見がいいってところまでそっくりでもう……;; 「好きな人に追いつきたくて」女の子ががんばってるのが、囲碁という戦いだからまたいい。 碁盤に向かってギリギリギリ……ってなってるわかの顔が、戦う人のそれなんですよ。囲碁というより剣術の鍔迫り合いみたいな緊張感がたまらなく気持ちいいです。 また、わかは背が高くて大人っぽく見えるけど、やっぱり中身は13歳の女の子で、囲碁にすべてをそそぎ込んだ分ちょっと世間知らずなところがあって、そのギャップもかわいいです。そろそろ鷺坂のことを異性として意識し始めたようだけど、それよりは「師匠」と尊敬する気持ちの方が強いので、そういう心の動きに自分で気づいていません。この恋愛未満? のわかと鷺坂の関係からも目が離せない。 単行本が出たら買おうと思ってます。楽しみ〜。 拍手ありがとうございます^^ 励みになります^^
by tenhosai-north
| 2013-01-19 07:04
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