by 渡辺天和斎 Information
■Web拍手■ いいな、と思ったら。または、一言メッセージ用にどうぞ ■書いてる人■ 渡辺天和斎 兵庫県出身・栃木県在住 メールはこちらから メールフォーム ■管理人別館■ サクラ大戦ファンサイト 北大通り工房 Tumblr kitaodori.comBackyard kitaodori.com書籍部 kitaodori.com軍事部 kitaodori.com出張所 SNS Twitte @tenhosair pixiv ID tenhosai 検索
カテゴリ
全体 作品の扱いについて 絵あり(サクラ) 絵あり(その他) 20分即興文 サクラ語り 十二国記語り ドラクエ語り その他レビュー 創作メモ 作詞・短歌 栃木ネタ 旅(軍事系) 旅(その他) プレイ日記 お知らせ 同人誌頒布 未分類 最新の記事
記事ランキング
以前の記事
2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2015年 08月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 more... その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
2006年 02月 03日
小説はWordで書いていますが、そのためのネタ出しには自由帳とDr.グリップのボールペンを使っています。
98年にサクラに出会ってから、現在までのノートが9冊。ネタ切れとは無縁だろうと思われるでしょうが、その大半がオリキャラの設定だったり、同じプロットを何回も書き直してたりで、実際そのまま使えるネタというのは半分もありません。だけれども、頭の中身を外に出しておくことが何よりも大事で、書き出すことによって新しい発想がわいてきたりもします。 小説を書き始めた頃は、プロットも書かずにいきなり書き始めていましたが、破綻したりモチベーションが下がったりしたので、4年前ぐらいからちゃんとプロットを書くようになりました。 ちょこっとネタバレ気分で、私が小説を書くときの手順の一部を紹介します。 ネタは、オフィシャルなもろもろに触れたり、他ジャンルの作品を味わったりしてインスピレーションを得る以外に、「もしも」を考えることで浮かんだりします。 その最たるものが「神域に旅して」です。これは、「もしサクラ2に大神自身の帰省イベントがあったら?」という問いから生まれました。それは何年も前から考えていたことで、栃木に引っ越して取材ができるようになって日の目を見ました。 あとは視点を変える。オフィシャルが花組の物語だとしたら、月組、風組、敵方を主人公にしてみるとか。場合によってはキャラクターや設定を新たに作らねばなりませんが、それもまた楽しいものです。 そうして生まれたネタの核はとりあえず絵と字でメモしておき、大まかなストーリーの流れが決まった時点で、きっちり文章で書き出します。特に描きたい印象的なシーンは絵でも描いています。その段階が左の写真ですね。 完成した小説の長さは30枚前後になることが多いのですが、プロットの長さは作品によって1〜4ページとまちまちです。その差は何かというと、年齢制限の有無です。官能小説というのはある種のソフトで自動生成できるほど定型化されているので、正味前半部分のプロットだけ書けばいいわけですから。 つまりこの写真のプロットはそういうことです。 それでもプロットの途中段階で行き詰まることもあり、そういうときはその時点での課題を問いの形にして書いておきます。「試合を開く前にどんな障害を用意するか?」とか「槍と二刀で試合が成立するか?」というように。 そして、そうした疑問点が全部解消されて、最後までプロットを書ききってから本文に取りかかります。なぜそこまでするかというと、コースもゴールも決まっていないマラソンは完走できないからです。 ありゃ、一部とか言いながらほとんど全部公開しちゃった。こういうのもあるよってことでひとつ。
by tenhosai-north
| 2006-02-03 17:34
| 絵あり(サクラ)
|
ファン申請 |
||