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2005年 09月 01日
「気乗りしない夏休みの宿題」といって真っ先に思いつくのは読書感想文。
わたしも大嫌いでした。読書も文章を書くことも当時から大好きでしたが、読む本を指定されて感想を書くことを強制されるということ自体が嫌だったんです。しかも読まされるのがつーまんない本ばかり。 「主人公は立派だと思いました」とか、そんな凡庸な感想しか抱きようのない本を読んで、2000字もの書評を書けだと? やさぐれ街道を歩き始めていた当時のわたしは、吐き捨てるような気持ちでしぶしぶ原稿用紙を埋めていたと思います。 小学生のころから西村寿行とか勝目梓とか読んでいた(なんか偏ってる気がするけど)わたしにとって、あからさまに子供に向けて書かれた本なんて退屈以外の何物でもありませんでした。とはいえ、勝目梓とかの読書感想文は別の意味で書きづらいだろうけど。 しかし、世の中にはそんな退屈な課題をありえない大技で乗り切った人がいるのです。 非読書感想文 読んでもいない本について感想文を書くなんて! しかもどの感想文も面白そうです。「二十四の瞳」の内容推測ってすごい面白そう。単純に本を読むより楽しそうです。 上にはさらに上が。 いっそ本から考案 読んでいないどころか、ありもしない本の読書感想文! 突っ込まれたら「田舎の祖父の蔵書だった」といういいわけまで用意しているのだから半端じゃありません。それだけの発想ができるのだから、A評価というのもうなずけます。これも読んでみたい! どちらも絶対に普通に本を読んで感想を書くより大変なのですが、オリジナリティと文章力に自信のある小中学生のみなさん、こんな方法はどうでしょう?
by tenhosai-north
| 2005-09-01 09:56
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